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SSH課題研究英語発表会を実施

2024.07.29

 2024年7月20日(土)、SSH課題研究英語発表会を本校体育館で実施しました。この発表会はSSH活動の集大成となる最後の課題研究発表会で、前半は北海道大学の大学院留学生22名を招聘して英語での課題研究ポスター発表を、後半は北海道大学大学院で小惑星リュウグウの岩石の研究を行っている本校卒業生の宮本悠史氏によるミニレクチャ(英語)と講演会を行ってもらいました。

 前半のポスター発表は、原稿に頼らず、わかりやすく研究を伝え、海外の研究者とコミュニケーションと取ることを目標に行いました。初めは原稿に頼っている生徒もいましたが、3回目になると聴衆を見ながら説明し、留学生からの質問にも頑張って英語で答える様子が見られるようになっていました。

 後半は、本校でSSH活動に取組んだ宮本氏が、現在北海道大学大学院で取り組んでいる研究内容(小惑星から回収した微粒子の分析など)について英語でミニレクチャーをしてくださいました。ミニレクチャーの後は、自身の高校時代の経験を振り返りSSHでの学びが現在の進路にどのように生かされているのかという事をわかりやすく講演してくださいました。

 宮本氏のお話には現在SSH活動に取組んでいる1,2年生も大きな刺激を受けたようでした。

 この日の英語での研究発表や留学生との科学コミュニケーションなど、普段の授業ではなかなか経験することのできない有意義な発表会となりました。