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SSH国際交流 韓国姉妹校の仁川科学芸術英才学校(IASA)が来校しました 続報

2024.09.17

●交流2日目(2024年9月12日)

 午前中は、SS未来創造Ⅱ選択者、科学部及びSSH韓国研修参加者から希望者を募り、課題研究の発表交流を行いました。IASAからは数学を活用した研究が多くありました。本校の生徒が研究している飛行機の翼の空気抵抗を軽減する研究とかなり似た研究発表もあり、今後の共同研究への期待が高まりました。またこの時間の他には、ホームステイの受け入れを行ってくれた生徒のクラスの授業に参加したり、IBクラスの授業に参加をして文化交流や折り紙を活用した数学の勉強に取り組んだりしました。

 午後は、リニューアルした札幌市青少年科学館を訪問し、IASAの生徒14名と本校生徒のバディ14名がそれぞれペアーを作り展示物を見て回った後、協働して展示物の見どころを紹介するコメントシートを韓国語、英語、日本語の三か国語で作成しました。このコメントシートは、パネルに張り付けて科学館にお渡しして、11月頃に館内で展示物を紹介するパネルとして使用してもらうことになっています。

 科学館での交流後は、狸小路を散策し、お土産を選ぶ手伝いをするなど充実した時間を過ごしました。

●交流3日目(2024年9月13日)

 午前中は、北海道大学先端生命科学研究院転成ソフトマター研究室の黒川孝幸教授にお世話になり、英語でゲルの最先端研究について学びました。IASAの生徒の中には、将来、北大で学びたいという生徒もいました。この研修がきっかけで、是非、北大に来て学んでもらいたいと思います。

 IASAの生徒とは、ここでお別れとなるため、昼食後、韓国語と日本語を学ぶかるたを一緒に作り、かるた大会を行いました。最後に、裏面にびっしりとメッセージを書いたかるたを交換し、思い出作りとしました。

 3日間と短期間でしたが、とても充実した交流となりました。本校ではこのような交流により、異なる文化的背景を持つ人と協働する力を高めています。12月には、本校生徒がIASAを訪問し、一層交流を深める予定です。