2023年6月19日(月),SS未来創造Ⅱ(SS重点選択2年生)58名が北海道大学大学院工学研究院を訪問し,課題研究の中間時点の発表およびディスカッションを行いました。当日は,2学年の研究数と同じ数の32名の大学院生(M1,M2)に集まっていただき,各研究グループに1名の大学院生が担当してもらいました。25分間の中で発表とディスカッションを3回、3人の大学院生に対して行いました。大学院生からは「この実験回数を増やしてみては~」「乾燥時間を湿度変化としてグラフを書いてみては~」「スライドの見せ方は~」など多数のアドバイスをいただきました。研究が深まっていくことはもちろんのこと,数年先に目指していく研究者の姿が生徒たちの目には深く焼き付いたイベントとなりました。
なお、この企画は,本校が伸長を目指す「未来創造力」における資質能力「複眼的に情報を集め理解する力」「体験し省察する力」「現象を分析し本質的な問いを見出す力」の伸長を目指して実施されています。また,発表およびディスカッションスキルの向上も同時に目指しています。今後の課題研究がより深いものになっていくことが大きく期待されます。