SCIENCE

理数系教育

実験を通して物事の本質を考える

「身近なものへの興味・関心を持つこと」・「疑問を持ち、考え、思考すること」を通じて、身の回りの現象を実際に実験してみることにより、「発見する力」を養っています。中学期間の実験回数は130タイトル。自分の目で確かめ、本物に触れ、物事の本質を考える力を育てています。

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実験例

1年生9月 化学分野 No.44「白い粉末の正体は?」

目標

6種類の白い粉末の正体を明らかにする。

方法

6種類の白い粉末は、以下のいずれかである。【砂糖 食塩 グラニュー糖 デンプン クエン酸 ホウ酸】
理科室内のすべての器具と薬品の中から使用したいものを書き出し、その使用法や注意点、予想される結果など実験企画書を作成する。

結果

グループごとにプレゼン資料を作成し、実験結果をまとめ、白い粉末の正体を発表する。

 

主な実験

 

【中学1年生】

光の反射フックの法則水圧・浮力水の中の生物の観察
白い粉末の区別水溶液の性質気体の発生赤ワインの蒸留
ドライアイス液体窒素豚の眼の解剖だ液による消化のはたらき
イカの解剖煮干のスケッチ豚の心臓の解剖など

 

【中学2年生】

かるめ焼きをつくろう炭酸水素ナトリウムの分解水の電気分解金属と酸素の化合【FeO・MgO】
金属と硫黄の化合【FeS・CuS】酸化銅の還元定比例の法則質量保存の法則
大気圧上昇気流と下降気流気団と前線静電気
電圧・電流・抵抗の関係電流による発熱電気パン細胞の観察
鶏頭の解剖光の散乱熱エネルギー光エネルギー
化学エネルギー電気エネルギー力学的エネルギーなど

中学・高校の履修内容を効率的に先取りした高度な学習

 中学内容にとらわれず、高校で学ぶ内容を先取りし、より高度な学習をしています。そのことにより、高校での学習をよりスムーズにして、早い段階から将来を見据えた学習を進めることができます。

問題解決の「プロセスそのもの」を習得

 「新しい知識を吸収するための方法」と「問題に直面したときにそれらを組み合わせて問題を解決する力」の育成を重視しています。生徒自身が持っている知識・技能を、「どのように組み合わせればその問題は解決できるか」という「本質」を学ぶことに着眼点を置いています。
 また、数学の学習を通じて他の教科の学力向上が図られるということを、生徒たちに意識してほしいと考えています。そのために、中学では「楽しみながら学ぶ」ことを重視しながら、学習定着のため授業後に再度問題を解く習慣を身に付けさせ、その定着度を小テスト・単元テストで確認していきます。

思考力を伸ばす課題解決型学習

 「数学的な思考力を意識した課題解決型の授業も取り入れ、1つの解き方に満足せず、他の解き方を考えることで多面的なものの見方や発想力を身につけます。また、公式や解法をただ丸暗記するのではなく、その考え方や筋道を理解しながら問題を解くことで論理的な思考力を伸ばしています。