謹啓　各位におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

　平素より当学園の教育活動に対し、ご理解とご協力を賜り、衷心より感謝と御礼を申し上げます。
　この度は第１０６回全国高等学校野球選手権大会（甲子園）に、創部３８年目にして念願の初出場を果たすことができました。試合結果につきましては、大会二日目８月８日（木）の１７時から行われました対京都国際高等学校（今大会優勝校）戦で、終盤の追い上げも及ばず、３対７で敗退いたしました。選手達は初出場の緊張感がある中、試合中盤から徐々に本来の力を発揮し、甲子園を盛り上げてくれました。アルプススタンドの応援団約１，２００名も、吹奏楽曲に合わせ、大声援で最後の最後まで全力で応援していただき、その一体感ある姿に、人の和の素晴らしさを感取することができました。当学園の多目的ホールＮＬink と北広島市庁舎で行われましたパブリックビューイングにおいても、残念ながらテレビ放送の関係で北広島市庁舎での開催は寸前で中止になりましたが、たくさんの方々に応援を賜り、またご自宅のテレビ観戦等を通じて広く応援を賜りました。もとより甲子園出場に際しましては、各協賛団体を始めとした各位からの心温まる特段のご高配を賜わり、掛かる経費を何とか賄うことができました。オール札幌日大としての各位の熱意が強力なパワーとなり、この甲子園出場という大業を成し遂げることができたと確信しております。改めて心より深く感謝と御礼を申し上げます。
　尚、９月２日現在の収支をご報告いたします。各位よりいただきました寄付総額は補助金等を含め、５，９８０万円となり、支出は選手団、吹奏楽局、生徒応援団等の派遣費用や必要購入品等経費で５，８２６万円となりました。残金の１５４万円につきましては、今後の硬式野球部施設の修繕資金の一部として、全額充当させていただきます。
　最後になりますが、今回の甲子園出場はスタートの第一歩と考えております。各位におかれましては、これからも硬式野球部を温かい目で見守っていただければ幸甚に存じます。引き続き、ご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
謹白

＜追記＞

　この度ご寄付いただきました皆様に対し、本学園で承知しております方々にお礼状を発送させていただいております。どうしてもお名前、ご住所が分からず、発送できなかった方や、発送先に届かず戻ってきた方には、大変申し訳ございませんが、この内容をもちまして、ご了承いただければと存じます。尚、寄付金申込みをして、まだお礼状が届いていない方がおられましたら、お手数ですが下記お問い合わせ先にご連絡をお願いいたします。

令和６年９月吉日