令和6年度保護者会研修会(吹奏楽部によるコンサート)
11月16日(土)14:00から、令和6年度保護者会行事の一環として、吹奏楽部によるコンサートを研修会として実施しました。
115名の保護者の方々に参加いただき、8曲の演奏とパートごとの演奏。生徒たちのダンスを交え和やかで楽しい演奏会となりました。本年度3年ぶりの全日本吹奏楽コンクールにも出場を果たし、今後の活躍が期待されます。
11月16日(土)14:00から、令和6年度保護者会行事の一環として、吹奏楽部によるコンサートを研修会として実施しました。
115名の保護者の方々に参加いただき、8曲の演奏とパートごとの演奏。生徒たちのダンスを交え和やかで楽しい演奏会となりました。本年度3年ぶりの全日本吹奏楽コンクールにも出場を果たし、今後の活躍が期待されます。
●交流2日目(2024年9月12日)
午前中は、SS未来創造Ⅱ選択者、科学部及びSSH韓国研修参加者から希望者を募り、課題研究の発表交流を行いました。IASAからは数学を活用した研究が多くありました。本校の生徒が研究している飛行機の翼の空気抵抗を軽減する研究とかなり似た研究発表もあり、今後の共同研究への期待が高まりました。またこの時間の他には、ホームステイの受け入れを行ってくれた生徒のクラスの授業に参加したり、IBクラスの授業に参加をして文化交流や折り紙を活用した数学の勉強に取り組んだりしました。
午後は、リニューアルした札幌市青少年科学館を訪問し、IASAの生徒14名と本校生徒のバディ14名がそれぞれペアーを作り展示物を見て回った後、協働して展示物の見どころを紹介するコメントシートを韓国語、英語、日本語の三か国語で作成しました。このコメントシートは、パネルに張り付けて科学館にお渡しして、11月頃に館内で展示物を紹介するパネルとして使用してもらうことになっています。
科学館での交流後は、狸小路を散策し、お土産を選ぶ手伝いをするなど充実した時間を過ごしました。
●交流3日目(2024年9月13日)
午前中は、北海道大学先端生命科学研究院転成ソフトマター研究室の黒川孝幸教授にお世話になり、英語でゲルの最先端研究について学びました。IASAの生徒の中には、将来、北大で学びたいという生徒もいました。この研修がきっかけで、是非、北大に来て学んでもらいたいと思います。
IASAの生徒とは、ここでお別れとなるため、昼食後、韓国語と日本語を学ぶかるたを一緒に作り、かるた大会を行いました。最後に、裏面にびっしりとメッセージを書いたかるたを交換し、思い出作りとしました。
3日間と短期間でしたが、とても充実した交流となりました。本校ではこのような交流により、異なる文化的背景を持つ人と協働する力を高めています。12月には、本校生徒がIASAを訪問し、一層交流を深める予定です。
2024年9月11日SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取り組みの一環として、本校(SNU)の姉妹校であるIncheon Academy of Science & Arts仁川科学芸術英才学校(以下IASA)との科学交流会を行いました。コロナ禍が明けた現在では直接訪問する形式での科学交流を行なっています。
一日目のプログラムとしては、まず本校SSHの1年生との科学交流を行いました。互いの自己紹介の後、本校教員から種子の講義を受けた後に実際の種子を落として、種子の落ち方を確認し、この経験を踏まえて「サイエンスチャレンジ」と称した取り組みを行いました。ティッシュ1枚と米粒3粒で種子に見立てた模型を作成し、2メートルの高さから落とした際の落下時間の長さを競うもので過去の同チャレンジでは4.54秒が最長記録です。その記録を抜くために、パラシュート型や平面型、筒型など、両校のメンバーで混成された14の班が試行錯誤を重ねていました。全体が集まった中で各班が作成した最良の作品を実際に落として落下時間を競いました。平面型でティッシュの面積を有効に使った班が3.45秒の記録で優勝しました。
サンプル作製中は目的を共有することで、IASAの生徒と本校の生徒が英語や日本語、韓国語を用いて活発なコミュニケーションを取り、交流を深める貴重な機会となりました。言語の壁を越え、協力し合いながら創造的なアイデアを出し合い、科学的な問題解決に取り組むことで、異なる背景を持つ仲間と共に学び合う楽しさや、チームワークの重要性も実感しました。このような科学的な国際交流は、グローバルな視点をもった人材の育成にも貢献しています。
本校では毎年、夏休み期間中に中学生の希望者を対象として選択講座を行っています。今年は7月24日から26日にかけて「仔豚の解剖」「ライフプランナーによる金融リテラシーについて」「鉛筆デッサン」「看護体験」「裁判所見学」などを実施しました。
7月26日(金)には、北海道看護協会主催の看護体験に本校生徒が23人参加しました。
3グループに分かれ、感染予防、乳児との接し方、バイタルサイン測定(脈拍測定・呼吸音聴診・瞳孔測定)の3つの実技体験をしました。感染予防は蛍光塗料を使って洗い残しがどのくらいあるか確認しました。実際に普段通り洗ってみると、かなり洗い残しがありました。いかに普段の洗い方が適当だったのかを見てわかることができました。2時間という短い時間でしたが、貴重な体験をすることができました。
本校で教育関係者のみなさまに向けて実施しております教育研究会も第3回を数えることとなりました。つきましては以下の日程で「第3回SNU教育研究会」を開催いたしますので、多くの方のご参加をお待ちしております。
日時:令和6年9月19日(木) 9:30~16:00頃(予定)
内容等詳細についてはPDFファイルをご覧ください。なお、今回は開催予告になりますので申し込みは、後日HP上で案内いたしますお知らせ【二次案内】をご覧ください。なお二次案内の配信は8月下旬を予定しております。
7月17日(水)に8月2日~4日本校生徒が参加する北方領土復帰期成同盟主催の令和6年度北方領土青少年等現地視察事業のための事前学習を、高校1年生のSGL・MLP選択者対象に行いました。
北海道庁総務部北方領土対策本部の担当者の方も同席した中で、本校教員による北方領土ビザなし交流での体験談から、グル-プディスカッションを通じて、北方領土問題を様々な立場に立って考え、互いに共有することで、新たな視点や考えを持つ機会になりました。
また、北方領土サポーター制度についても案内いただき、今後の活動にも多方面で活躍してくれることを期待しています。
2024年6月8日(土)、保護者会主催による「第1回保護者会セミナー」がNリンクで開催されました。セミナーは卒業生の保護者の方、6名を講師に招き、「保護者の受験体験談」の交流を図る内容でした。
講師の方々には、「志望校の選択と決定時期」「塾選びについて」「親として大変だった時期。また、どのように乗り越えたか」など実際に体験したことを伝えていただき、これから受験を迎える在校生の保護者の方々へのメッセージも込めた講演内容となりました。
当日は81名の保護者の方々に参加いただきましたが、講演の感想では「受験生の保護者の生の声を聞くことができて良かったです」など、非常に好評でした。講師を引き受けていただいた皆様、企画運営をしていただいた保護者会事務局の皆様、大変ありがとうございました。
第2回目は11月に予定していますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
札幌日大高校は、韓国の仁川にあるIncheon Academy of Science & Arts仁川科学芸術英才学校(以下IASA)と姉妹校提携を行っています。コロナ禍で互いの訪問ができていませんでしたが、今年は数年ぶりに直接訪問する形式での交流を再開しています。
今年度は12月17日から21日までの日程で15名の高校1.2年生の生徒が参加し、IASAで3日間の学校交流を行い、ソウルの博物館や現代自動車での科学研修、干潟の生態や開発による生態系への影響などを学びました。
言語の異なる同世代との交流は大変刺激的であり、世界のトップクラスで活躍していくことを期待されている韓国最高峰の高校での学びは今後の大きな目標となりました。多くの生徒が、英語でのコミュニケーションに自信をつけ、自分の目で見て、経験することが、数多のインターネットや文献の情報よりも多くのことを学べるということを感じていました。国籍を超え、生徒同士、学校同士の絆を深めていく大変良い機会となりました。次年度も科学研究やお互いの訪問を通して関係を深めていく予定です。
2023年12月17日(日)、実に4年ぶりとなるSSH海外科学研修に高校1,2年生15名が出発しました。
研修先は本校の姉妹校である韓国にある仁川科学芸術英才高等学校(IASA)です。
今回出発した生徒たちは、これまでに6回ほど事前研修を行っており、これらの研修を通じて両校が互いの研究成果を発表する時間も計画されています。現地において生徒たちはIASAの生徒たちとともに寮生活を体験したり、事前研修の通りにお互いの課題研究についてのディスカッションを行ったりするほか、仁川周辺の江華干潟センターにおいて野外フィールドワークを体験する予定です。IASAの生徒たちとの日常会話はすべて英語ですが、この日のために英会話に力を入れていた生徒たちもいますので、この研修を通じて英語をはじめとする多くの学びを得て欲しいと思います。
2023年11月1日(水)~3日(金)の3日間、韓国にある本校の姉妹校の仁川科学芸術英才高等学校(IASA)の生徒13名が来校し、SSH選択の生徒たちと科学交流を行いました。
●11月1日(水):1日目
IASAの生徒たちはこの日の午後に本校に到着しました。本校到着後後すぐに、SS未来創造Ⅰの授業に参加してもらい、1年生SSH選択者60名と科学交流を行いました。この日のSS未来創造Ⅰの授業は、大阪教育大学の仲矢史雄先生をお招きし、「BLACK BOX」の中を探るというワークショップにより、科学研究の手続き(未知な対象へ科学的に合理的にアプローチし、仮説を立て、論証し、研究者間で協議して、もっとも合理的な結論に達する)を体験し、今後の課題研究にフィードバックすることを目的とした授業でした。生徒たちは共通言語である英語を使いながら、また時には日本語、韓国語、身振り手振りを交えながらコミュニケーションをはかり、「BLACK BOX」の内部構造について議論を交わしました。ワークショップのプレゼンテーションでは全て英語で質疑を行い、初めは英語を用いたコミュニケーションに不安そうにしていた生徒もどんどん発言するようになり、科学コミュニケーション力も高めることができました。
放課後は、歓迎会とホームステイ引き渡し式を行い、ホストファミリーと一緒に帰宅し、日本の家庭生活を体験しました。
●11月2日(木):2日目
IASAとの交流2日目。この日の午前中は、1年IBコースの英語の授業にIASAの生徒たちが全員参加をした後、ホストファミリーとなっている生徒のクラスの授業にも参加して、多くの生徒と授業交流を行いました。また、3時間目は、科学交流として、本校SSHの生徒たちとお互いの課題研究を発表し、英語での質疑を行いましたIASAの生徒たちの積極性や真剣に質疑を行う姿に引っ張られ、本校の生徒も積極的に質疑を行うようになっていきました。
午後は北海道大学大学院生命科学院転成ソフトマター研究室の黒川孝幸教授を訪ね、ゲルの最新研究について学ぶとともに、研究室の実験機材や実験方法についての説明を受けました。
北大の訪問が淡った後、IASAの生徒たちはバディの生徒たちとともに札幌狸小路周辺を散策しました。
●11月3日(金):3日目
IASAとの交流3日目。この日IASAの生徒たちはバディの生徒たちとともに野幌にある北海道開拓の村を訪れ、北海道の歴史を学んでもらいました。その後、新札幌駅周辺を散策し、見送りとなりました。わずか3日間でしたが、本校の生徒たちは英語を共通言語として科学だけでなくさまざまな分野で関わりを持ち、IASAの生徒たちと互いに打ち解けることができました。この経験から多くの生徒たちが英語を用いることに抵抗感がなくなったのが顕著になりました。
来月は本校の生徒たちが仁川を訪れ、IASAで再び科学交流を行う予定です。