中学2年 研修旅行3日目
晴天に恵まれた研修旅行もあっという間に最終日を迎えました。
本日グループ1、2がジャガイモ掘り体験、グループ3がカーリング体験となります。
ジャガイモ収穫体験では、農業体験施設である「とかち大平原交流センター」にお世話になりました。
広大で肥沃な十勝平野で育てられる野菜は全国に出荷され日本の農業を支えています。
まずは、畑に病気を持ち込まないために靴の裏を消毒してから畑に向かいました。
皆、両手で畑の土を掘り返し、いろいろな形のじゃがいもを次々に収穫しました。今年は高温の日が多かったこともあり不作だったそうですが、大きなじゃがいもを掘り当てるたびに誇らしそうな表情を浮かべ、収穫の喜びを実感していました。
収穫後の選別では、じゃがいもには「そうか病」いう病気が出ることがあることを教えていただきました。普段私たちが目にするじゃがいもは、農家さんが選別してくださった形の整ったものばかりです。改めて、農家さんのお仕事の丁寧さを知ることができました。
その後、室内に移動し、北海道の農業に関してクイズを交えながら楽しく学ぶことができました。最後に出来立てのじゃがバターを全員で美味しくいただきました。自分たちで収穫したじゃがいもや今年豊作だったハロウィンかぼちゃをお土産に頂き、大満足で収穫体験を終えました。
グループ3 カーリング体験 先日講演をしてくれた加藤先輩も指導に当たってくれました。(写真のみ紹介させていただきます)
3日間の行程を終え、無事に学校に戻ってきました。
それぞれのご家庭で、3日間の旅行の報告があると思います。旅行で成長した姿を今後の学校生活で見せてほしいと思います。各家庭でのご準備や送迎ありがとうございました。
中学2年 研修旅行2日目
研修旅行2日目は、午前中大樹町スペースポートツアーを体験しました。
「誰もが宇宙に手が届く未来をつくる」というビジョンの実現に向けて、2013年に北海道大樹町にて創業された⺠間企業単独でのロケット開発・製造を行っているインターステラテクノロジズ株式会社(IST)をはじめ、大樹町にある研究施設を訪問しました。
最初に大樹町経済センターで宇宙教室を受講し、宇宙、宇宙開発の基本的な内容についてレクチャーを受けました。ロケットの発射には宇宙港(スペースポート)が必要です。大樹町はロケットの射場に必要な条件を満たしていることもあり、40年ほど前から宇宙のまちづくり、として活動を進めています。
大樹町宇宙交流センターSORAでの施設見学では、大樹町で打ち上げたロケット「MOMO」の実物大模型を見ました。実物を見ることで、写真では味わえない実感を得ることができました。
JAXA大樹航空宇宙実験場では外観の見学と滑走路で行われた実験の説明を受けました。
今後発展が見込まれる航空宇宙業界の触れると共に、地方自治体と企業が連携している現場を見て、仕事をする姿だけではなく、起業して会社を立ち上げる姿も想像できたのではないでしょうか。将来へ向けて視野が広がる見学となりました。
十勝ヒルズで昼食を取った後は、午後カーリング体験・ジャガイモ掘り体験です。
(ここからは、学年がクラス混同で3グループに分かれて活動しています。
3つのグループうちグループ1、2が2日目午後カーリング体験、3日目午前ジャガイモ掘り体験、グループ3が2日目午後ジャガイモ掘り体験、3日目午前カーリング体験をします。HP担当者の都合上、本日はカーリング体験を記事で紹介させていただきます。グループ3、ジャガイモ体験組については写真を紹介します)
グループ1、2 カーリング体験
グループ1、2は午後、カールプレックスおびひろカーリングホールでカーリング体験をしました。
冬季五輪で有名になったカーリングですが、実際に体験した人は少ないのではないでしょうか。
カールプレックスおびひろは、アイスシェルター技術を導入し、250トンの氷を貯蔵し通年でカーリング場を稼働させています。専用のシューズをお借りして氷上のチェスを体験しました。ストーンを投げる練習を二人一組で行った後、ミニゲームをして戦術を練ってストーンを投げました。高得点を得るためにどのような方法が良いか、頭を使って考えていました。
ブラシで掃く「スイープ」も実際に目で見ると、ストーンの滑り方が大きく変わることに驚いていました。
気温5℃の寒い環境下でしたが、生徒たちは北海道ならではの競技を楽しんで体験していました。
グループ3 ジャガイモ掘り体験(写真のみ紹介させていただきます)
2日目を終了し、いよいよ明日は最終日です。
中学2年 研修旅行1日目
10月15日(水)札幌は、あいにく明け方は雨模様でしたが、集合時間の頃には天気も良くなり、出発後は晴天のもと、中2研修旅行初日を迎えました。
駐車場での出発式の後、最初の見学地である新千歳空港JALバックヤードツアーに向かいます。普段は立ち入ることができない空港の裏側を巡るツアーです。
整備器材庫(ソーティングエリア)の見学では、実際に使用される大きなタイヤを見て、溝がどのような構造になっているかを見学しました。このほか、普段は入ることができないバックヤードで、グランドハンドリング、グランドスタッフの方々の仕事のようについて話を聞くことができました。
生徒たちは、初めてみる空港の裏側の様子を興味津々で見学していました。
午後は帯広畜産大学を訪問しました。
広大なキャンパスの中には、軍馬の育成を目的とした過去の歴史から、現在も馬を育成する関係の施設が多くありました。防疫を意識した研究施設や日本酒を製造する工場など、この大学ならではの施設を見ることができました。
キャンパスを見学した後、大学の職員の方の説明を受け、その後本校卒業生の加藤日奈子さん(2023年卒業:獣医学課程在籍)の講演を聞きました。
難易度の高い学部で勉強の大変さを感じつつも、帯広ならでは学生生活を楽しんでいる様子が伝わってきました。カーリング部での活動を通して、多くの学生社会人と関わることができた経験は、話を聞いていた生徒たちにとっても大変魅力的なものだったと思います。実験実習では牛や豚の解剖をした経験を写真を交えて説明してくれました。数多くの楽しいエピソードに、生徒たちは興味深聞き入っていました。
夕方宿泊先に到着し、無事に1日目の行程を終えています。振り返りシートを記入し、夕食をいただきました。明日からのスペースポートツアー、カーリング・ジャガイモ体験に備え、しっかりと睡眠を取る予定です。
高校校舎保護者会社会見学旅行
9月6日(土)保護者会研修旅行が、31名の保護者が参加し実施されました。
9:00貸し切りバスにて学校を出発し、栗山町小林酒造さんで、酒蔵見学と「北の錦記念館・直売店」での見学。由仁町「東京ホルモン」にて昼食を堪能し、「由仁ガーデン」にて散策。
最後に「道の駅マオイの丘公園」の自由時間を満喫し、16:00に学校へ帰着しました。来年度の保護者会研修旅行も多くの方々の参加をお待ちしております。
令和6年度保護者会研修会(吹奏楽部によるコンサート)
11月16日(土)14:00から、令和6年度保護者会行事の一環として、吹奏楽部によるコンサートを研修会として実施しました。
115名の保護者の方々に参加いただき、8曲の演奏とパートごとの演奏。生徒たちのダンスを交え和やかで楽しい演奏会となりました。本年度3年ぶりの全日本吹奏楽コンクールにも出場を果たし、今後の活躍が期待されます。
SSH国際交流 韓国姉妹校の仁川科学芸術英才学校(IASA)が来校しました 続報
●交流2日目(2024年9月12日)
午前中は、SS未来創造Ⅱ選択者、科学部及びSSH韓国研修参加者から希望者を募り、課題研究の発表交流を行いました。IASAからは数学を活用した研究が多くありました。本校の生徒が研究している飛行機の翼の空気抵抗を軽減する研究とかなり似た研究発表もあり、今後の共同研究への期待が高まりました。またこの時間の他には、ホームステイの受け入れを行ってくれた生徒のクラスの授業に参加したり、IBクラスの授業に参加をして文化交流や折り紙を活用した数学の勉強に取り組んだりしました。
午後は、リニューアルした札幌市青少年科学館を訪問し、IASAの生徒14名と本校生徒のバディ14名がそれぞれペアーを作り展示物を見て回った後、協働して展示物の見どころを紹介するコメントシートを韓国語、英語、日本語の三か国語で作成しました。このコメントシートは、パネルに張り付けて科学館にお渡しして、11月頃に館内で展示物を紹介するパネルとして使用してもらうことになっています。
科学館での交流後は、狸小路を散策し、お土産を選ぶ手伝いをするなど充実した時間を過ごしました。
●交流3日目(2024年9月13日)
午前中は、北海道大学先端生命科学研究院転成ソフトマター研究室の黒川孝幸教授にお世話になり、英語でゲルの最先端研究について学びました。IASAの生徒の中には、将来、北大で学びたいという生徒もいました。この研修がきっかけで、是非、北大に来て学んでもらいたいと思います。
IASAの生徒とは、ここでお別れとなるため、昼食後、韓国語と日本語を学ぶかるたを一緒に作り、かるた大会を行いました。最後に、裏面にびっしりとメッセージを書いたかるたを交換し、思い出作りとしました。
3日間と短期間でしたが、とても充実した交流となりました。本校ではこのような交流により、異なる文化的背景を持つ人と協働する力を高めています。12月には、本校生徒がIASAを訪問し、一層交流を深める予定です。
SSH国際交流 韓国姉妹校の仁川科学芸術英才学校(IASA)が来校しました
2024年9月11日SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取り組みの一環として、本校(SNU)の姉妹校であるIncheon Academy of Science & Arts仁川科学芸術英才学校(以下IASA)との科学交流会を行いました。コロナ禍が明けた現在では直接訪問する形式での科学交流を行なっています。
一日目のプログラムとしては、まず本校SSHの1年生との科学交流を行いました。互いの自己紹介の後、本校教員から種子の講義を受けた後に実際の種子を落として、種子の落ち方を確認し、この経験を踏まえて「サイエンスチャレンジ」と称した取り組みを行いました。ティッシュ1枚と米粒3粒で種子に見立てた模型を作成し、2メートルの高さから落とした際の落下時間の長さを競うもので過去の同チャレンジでは4.54秒が最長記録です。その記録を抜くために、パラシュート型や平面型、筒型など、両校のメンバーで混成された14の班が試行錯誤を重ねていました。全体が集まった中で各班が作成した最良の作品を実際に落として落下時間を競いました。平面型でティッシュの面積を有効に使った班が3.45秒の記録で優勝しました。
サンプル作製中は目的を共有することで、IASAの生徒と本校の生徒が英語や日本語、韓国語を用いて活発なコミュニケーションを取り、交流を深める貴重な機会となりました。言語の壁を越え、協力し合いながら創造的なアイデアを出し合い、科学的な問題解決に取り組むことで、異なる背景を持つ仲間と共に学び合う楽しさや、チームワークの重要性も実感しました。このような科学的な国際交流は、グローバルな視点をもった人材の育成にも貢献しています。
中学校 夏季 選択講座
本校では毎年、夏休み期間中に中学生の希望者を対象として選択講座を行っています。今年は7月24日から26日にかけて「仔豚の解剖」「ライフプランナーによる金融リテラシーについて」「鉛筆デッサン」「看護体験」「裁判所見学」などを実施しました。
7月26日(金)には、北海道看護協会主催の看護体験に本校生徒が23人参加しました。
3グループに分かれ、感染予防、乳児との接し方、バイタルサイン測定(脈拍測定・呼吸音聴診・瞳孔測定)の3つの実技体験をしました。感染予防は蛍光塗料を使って洗い残しがどのくらいあるか確認しました。実際に普段通り洗ってみると、かなり洗い残しがありました。いかに普段の洗い方が適当だったのかを見てわかることができました。2時間という短い時間でしたが、貴重な体験をすることができました。
「第3回SNU教育研究会」のご案内【一次案内】
本校で教育関係者のみなさまに向けて実施しております教育研究会も第3回を数えることとなりました。つきましては以下の日程で「第3回SNU教育研究会」を開催いたしますので、多くの方のご参加をお待ちしております。 日時:令和6年9月19日(木) 9:30~16:00頃(予定) 内容等詳細についてはPDFファイルをご覧ください。なお、今回は開催予告になりますので申し込みは、後日HP上で案内いたしますお知らせ【二次案内】をご覧ください。なお二次案内の配信は8月下旬を予定しております。
「第3回 SNU 教育研究会」のご案内【一次案内】
北方領土事前学習
7月17日(水)に8月2日~4日本校生徒が参加する北方領土復帰期成同盟主催の令和6年度北方領土青少年等現地視察事業のための事前学習を、高校1年生のSGL・MLP選択者対象に行いました。
北海道庁総務部北方領土対策本部の担当者の方も同席した中で、本校教員による北方領土ビザなし交流での体験談から、グル-プディスカッションを通じて、北方領土問題を様々な立場に立って考え、互いに共有することで、新たな視点や考えを持つ機会になりました。
また、北方領土サポーター制度についても案内いただき、今後の活動にも多方面で活躍してくれることを期待しています。