南極教室を実施しました
7月17日に、南極の昭和基地とZoomで繋がる、南極教室が行われました。
開始時刻が午後3時からでしたが、時差が6時間あるため、昭和基地は午前9時でした。昭和基地の外からの中継で始まりましたが、南極は極夜が終わった直後のため、午前9時でも辺りは真っ暗で夜のようでした。
第65次南極観測隊員の寺﨑隊員が、事前に質問をしていたことの解答を織り交ぜながら、南極についてや観測隊の仕事、昭和基地内での生活について説明をしてくれました。事前学習で、パンフレットなどを見て南極について調べたりしていたのですが、実際に南極で生活されている隊員の方々の生の声や動画を見ることができ、さらに南極への興味が増しました。
オーロラの話や寺﨑隊員が医師として行かれているため、基地内の医務室の設備を案内してくれたことが、特に生徒の印象に残っているようでした。
45分間の南極教室でしたが、南極への関心が更に深まり大変有意義な時間となりました。
~生徒の感想~
◇テレビでしかみたことのない南極の昭和基地とZOOMで繋がっているのが不思議な感覚で楽しかった。基地の中がどうなっているのか、どんな研究をしているのか、どんな人がいて、どんな雰囲気なのかなど紙やインターネットで調べただけではわからないことが知れて、もっと南極について知りたいと思った。
◇ネットには載っていないすごく興味深く詳しい内容で面白かったです。南極の医務室も設備が整っていて意外でした。もっとオーロラのことについて知りたいと思いました。南極に行ってオーロラを見てみたいと思いました。
◇僕は、今回の南極教室を受けて南極隊員になると決めました。2年生が質問していた「観測隊になるには?」という質問を聞いた瞬間に、メモを取ろうと思ったことが今でも覚えています。最初は南極についてはっきり言うとそこまで興味があまりなく、唯一ペンギンについてだけ興味があったので聞いていましたが、聞いていくうちにだんだんと興味がわいてきました。
◇南極についていろいろなことを知ることができました。昭和基地は思ったより生活環境が整っていて、娯楽もあり驚きました。寺﨑さんたちの話を聞いて、南極での生活は楽しそうだし、学べることがたくさんあるので、南極で生活してみたいと思いました。医者になって南極でお仕事するという新しい将来の夢ができました。全てのお話がおもしろく、ためになりました、ありがとうございました。
北方領土事前学習
7月17日(水)に8月2日~4日本校生徒が参加する北方領土復帰期成同盟主催の令和6年度北方領土青少年等現地視察事業のための事前学習を、高校1年生のSGL・MLP選択者対象に行いました。
北海道庁総務部北方領土対策本部の担当者の方も同席した中で、本校教員による北方領土ビザなし交流での体験談から、グル-プディスカッションを通じて、北方領土問題を様々な立場に立って考え、互いに共有することで、新たな視点や考えを持つ機会になりました。
また、北方領土サポーター制度についても案内いただき、今後の活動にも多方面で活躍してくれることを期待しています。
「いのちの授業」を行いました
7月10日(水)中学2年生を対象に「いのちの授業」を行いました。
誕生学アドバイザーである渋谷容子先生を講師としてお招きし、命の始まりの大きさ、命をつなげる力、変わってゆくからだと心について、また自分を守るための意識を育むための知識をスライドやVTRを用いて分かりやすく講演して頂きました。
赤ちゃん抱っこ体験、妊婦疑似体験も実施しました。両親からの愛情を受け取りここまで育てられてきたこと、自分を大切にするために今必要なことを学習し、命について、性について、性的マイノリティーに限らず、多様性を認め合い、誰もが自分らしく生きられるということを考える良い機会となりました。
TITLE 高2MLP(医療系探究講座)で外部講師による特別授業を行いました
6月10日(月)と17日(月)の2週連続で、昨年度に引き続き、外部の方を講師にお呼びして、特別授業を行いました。
6月10日は、札幌弁護士会の諏訪先生、土田先生、福田先生に出前出張授業「患者の権利とドナーの権利~臓器移植について考える~」をしていただきました。最初の1時間で、臓器移植法改正の歴史や臓器移植の現況と問題点について講演していただき、次の1時間で、グループに分かれてディベート方式でのワークショップをして、内容を深めました。
また、17日には北海道大学遺伝子病制御研究所で分子神経免疫学分野の半田助教に、基礎医学について講義をしていただきました。半田先生は北大の医学部でも大学生に教えているため、高度な医学知識を高校生にも分かりやすく説明してくださいました。研究医の方から話を聞くのが初めてだった生徒も多く、講義後のアンケートには、医学研究という分野に新しく興味を持った生徒が多くいました。
第1回保護者会セミナー開催
2024年6月8日(土)、保護者会主催による「第1回保護者会セミナー」がNリンクで開催されました。セミナーは卒業生の保護者の方、6名を講師に招き、「保護者の受験体験談」の交流を図る内容でした。
講師の方々には、「志望校の選択と決定時期」「塾選びについて」「親として大変だった時期。また、どのように乗り越えたか」など実際に体験したことを伝えていただき、これから受験を迎える在校生の保護者の方々へのメッセージも込めた講演内容となりました。
当日は81名の保護者の方々に参加いただきましたが、講演の感想では「受験生の保護者の生の声を聞くことができて良かったです」など、非常に好評でした。講師を引き受けていただいた皆様、企画運営をしていただいた保護者会事務局の皆様、大変ありがとうございました。
第2回目は11月に予定していますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
中学校で交通安全教室をおこないました
5月17日(金曜日)の6時間目に交通安全教室が行われました。
北広島市の市民生活課より、2名の職員の方が講師として来校し、中学生の交通事故の実態や、事故の状況などを報告がありました。その後、DVDの上映ののち、交通事故や自転車の利用のルールの確認を行いました。
交通事故にあわないように気を付けるのはもちろんのこと、自転車は軽車両であることの自覚を持ち、事故の被害者だけではなく加害者にもならないように心がけることを改めて学ぶ機会となりました。
一年間、全生徒が無事故で安全な生活を送れることを願います。
【中学部】中学3年生いのちの授業を行いました
令和6年2月21日(水),中学3年生を対象にいのちの授業を行いました。15歳のいのちに贈る 今と未来のためについて、誕生学協会 いのちの授業・誕生学プログラム認定講師、渋谷容子先生を講師としてお招きし、学びました。
命の始まりの大きさ、命をつなげる力、変わってゆくからだと心について、また自分を守るための意識を育むための知識をスライドやVTRを用いて分かりやすく講演して頂きました。
15歳の自分が今考えるべきこと、両親からの愛情を受け取りここまで育てられてきたこと、自分を大切にするために今必要なことを学び、命について、性について、性的マイノリティーに限らず、多様性を認め合い、誰もが自分らしく生きられるということを考える良い機会となり、笑顔あふれる授業となりました。
講演後は,両親からの直筆の手紙と保健室から9年間の成長記録が手渡されました。
1年SGL・MLP『北方領土語り部講演』を行いました
1年生SGL・MLPの生徒が、内閣府北方対策本部北方領土啓発次世代ラボの講師 鶴田岳也さん(本校卒業生,在校時北方領土サポーターとしてビザなし交流で択捉島を訪問)他2名の講師の方から北方領土問題の歴史等について講義を受け、元島民の方から当時の島の生活や引き揚げた際の様子についてお話を聞きました。
その後、グループに分かれ、「もし、北方領土が返ってきたならあなたは何をしたいですか?」という問いについて話し合い、発表をしました。生徒にとって、日本を取り巻く情勢について理解を深める機会となりました。
また、この「北方領土語り部事業」について、北海道新聞に記事が掲載されましたので紹介させていただきます。
「北方領土語り部事業」について、北海道新聞に記事が掲載されましたので紹介させていただきます。
北海道新聞の記事はこちら
北海道新聞社許諾D2401-2501-00027624
また、1月19日に北海道新聞北広島版にも掲載されていますので紹介させていただきます。
北海道新聞の記事(北広島版)はこちら
北海道新聞社許諾D2401-2501-00027663
1月10日教育講演会のお知らせ
『EUがあなたの学校にやってくる』講演会を実施しました。
11月10日(金)、ディミトリオス・カラミツォス-ジラス駐日ギリシャ共和国大使をお招きし、『EUがあなたの学校にやってくる』講演を開催しました。 EUの成り立ちから、その理念と現状、EU・ギリシャと日本・北海道の関わりに至るまで、詳しくお話してくださいました。今、話題となっているウクライナとギリシャ・EUとの関わりについても触れられており、最新の国際情勢を材料に、生徒たちに現在の世界について考えるヒントをいただきました。
2時間近くの講演は、知的好奇心を刺激される内容で、生徒は真剣に聞き入り、質疑応答では積極的に質問をしていました。生徒の質問一つ一つに対して笑顔で丁寧に答えてくださるジラス大使の姿がとても印象的でした。たいへん有意義な講演会となりました。