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第4回Nichidaiサイエンスカフェ 室蘭工業大学オンライン講義を実施しました。

2021.02.25

 2021年2月20日第4回Nichidaiサイエンスカフェとして、国立大学法人 室蘭工業大学機械航空創造系学科 航空宇宙システム工学コース 大学院航空宇宙システム工学専攻の今井良二教授の講義「超音速スペースプレーンの開発について」をオンラインで開催しました。参加者は高校生19名、中学生1名の20名に教職員が数名参加しました。学年末考査の直前ということもあり1時間と短い時間ではありましたが、JAXAやインターステラテクノロジー、植松電機など耳にしたことのある組織や企業との研究開発などの話があり、大変興味深く聞くことができました。なにより、地上から飛び立った飛行機が宇宙空間まで行くことを目的とした「おおわし」の開発は、理系生徒だけでなく聞いている生徒すべてがわくわくする話でした。
 以下、生徒の感想を(原文そのまま)一部掲載します。
・物理を習っていないので難しい部分は少しありましたが、スライドなどを使って丁寧に説明してくださったので、非常に分かりやすく、面白かった。また機会があれば講義を受けたい。・車載用ドラッグシュートがどこで使えるのか気になった・オオワシの燃料が、液体酸素やエタノールを混ぜたものという、思いの他に知っている名前が出てきて、今まで敷居が高いと感じていた工学が、より身近なものに思えました。・普段の学校の授業では聞けない内容でとても興味を持った。また機会があればこういった話を聞けたらと思う。・"宇宙工業などに対する興味はあまりなかったのですが、興味を持つことができました。"・本日の講義を聞いて宇宙開発の裏側が大変ではあるがとても面白いことをやっているということが分かりとても興味がわかりました。・とても面白くてすぐに時間がすぎていった。無重力についての説明は特に面白かった。・よかった。エンジンがほしい
 また、実施後の質問も多数出てきて、時間内に収まりませんでしたので、今井教授に生徒から寄せられた質問を別途送り、現在対応してもらっているところです。次の講義や、室蘭工業大学への施設訪問なども検討しており、引き続き大学研究を学ぶ場の提供を継続していきます。