2020年12月19日(土)、北海道で初めてとなる高校生模擬国連大会が高校生の有志で構成するMUN(札幌高校生模擬国連)が企画運営を行い、札幌日本大学中学校体育館で開催されました。第1回の開催にもかかわらず12校から60名の生徒が参加し、「安保理改革」をテーマに行われました。
各国大使は1ヶ月前から自国の現状を調べ、情報を収集分析、政策を立案して当日を迎えていたこともあり、終始とても濃い議論が交わされました。最終的に決議案が２つ提出され、決議をとりましたが、残念ながらともに否決されたものの議長からの会議終了の宣言の際には議場に大きな拍手が起こりました。
この模擬国連を通して、交渉をすること、自身の意見を通すこと、各国の意見をまとめること、妥協案を模索することなど、議論を重ねることの難しさと楽しさを感じてもらえましたか？この交流を通して自身に足りないものや自身の課題に気づき、また同年代の生徒から刺激を受けてもらえたら幸いです。参加者の皆さん、お疲れ様でした。
【MUNの生徒の皆様へ】
自分たちが模擬国連大会で経験した貴重な学びと刺激的な交流の機会を北海道の高校生にも提供したい、ともに北海道から世界で活躍する同士を募り、刺激しあえる交友関係を構築していきたいという思いから、MUN(札幌高校生模擬国連)を立ち上げ、広く高校生の参加を集め、開催できたことを誇らしく思います。開催までには多くの苦労とコロナ禍ということもあり、葛藤もあったことと思います。企画運営に携わったMUNの生徒の皆さん、お疲れ様でした。この貴重な企画が今後も継続していけるように、後輩たちにつなげていってほしいと思います。