シェムリアップでのアンコール寺院観光を終えた本校生徒は、19日からボランティア活動を再開しています。片道7時間以上の長旅を終えてプノンペンに戻ったあとは、ゆっくりする間もなく翌日のプログラムに向けて準備を重ねました。
19日は午前中にチャイルド・ケアのボランティアを開始しました。これは子供達と触れ合うだけではなく、学習環境の整備も大切な役割です。この日からは子供達が学ぶ小学校の補修作業を中心に行いました。乾季のプノンペンは連日35℃を越える猛暑ですが、本校生徒はマスク&軍手を着用し、準備段階の壁の清掃などにひたむきに臨んでいました。かわいいカンボジアの子供達のため、自分たちが少しでも役立てることに取り組んでいます。
19日の午後はカンボジア王立プノンペン大学にあるCJCC（カンボジア日本人材開発センター）で日本語や日本文化を学ぶ学生と交流やディスカッションを行いました。私たちも事前に日本や北海道について資料を用意し、それらの紹介や質問に精力的に取り組みました。将来日本に何かしらの形で関わる現地学生と相互交流や意見交換を活発に行えたことで、現地学生の学びに少しでも貢献できただけでなく、自分たちが改めて日本のことを学ぶすばらしい経験になりました。
カンボジアボランティア研修も今週で終了です。現地の気候は身体に堪えますが、強い思いと若さで乗り切りたいと思います。
