第7回Nichidaiサイエンスカフェ終了
東京理科大学の武村 政春 先生に(オンラインで)お越しいただき,今年度初のサイエンスカフェ巨大ウイルス -ウイルスと生物の境界を突き崩す存在 -」を実施し,中1~高3生徒・保護者,教職員のあわせておよそ100名が参加しました。
サイエンスカフェとは,科学について市民と専門家が喫茶店のようなリラックスした雰囲気でコーヒー片手に気軽に話し合う場です。普通の講演会とは異なり,専門家が市民の輪の中に入って科学の話題を提供し,みんなで考えながら科学への理解を深めていこうとするものです。
このような趣旨から,本校のサイエンスカフェはゲストの先生からの話題提供をきっかけに,ゲストと参加者が直接ディスカッションしていく形式で実施しています。
7回目となる今回,武村先生のお話もさることながら,後半のディスカッションも大いに盛り上がり,終始楽しい時間を過ごすことができました。
以下は,参加者からの声(抜粋,原文ママ)です。
・初めての参加でしたが、とても楽しく、また参加してみたいと思いました。
・物理選択ですが、生物について興味が湧きました! ありがとうございました。
・ウイルスが顕微鏡でなければ見えないサイズであるのは知っていたが、大きなウイルスの存在については知らなかったので今回の機会に機会に知ることができてよかった
・真核生物の進化にかねてから興味があり、巨大ウイルスについて知ることでよりイメージが膨らみました。本日はこのような機会を提供していただきありがとうございました。
・連日ウィルス関係のニュースが流されている状況で、ウィルスについての様々な知見を得られたことは良かった。大変勉強になったと共に、自分もさらに知識を深めなければと思いました。
・私は以前からこういうウイルス、単細胞生物などのものが好きだったのですが、今回を話を聞けて、もっと興味が沸いてきました。今後も何かしらの形でこの分野について関われて行けたらなと思っています。今日は本当に面白かったです。ありがとうございました!
・初めての参加でしたが、巨大ウイルスについてや質疑応答がとてもわかりやすく、有意義な時間を過ごせたと思います。ありがとうございました。
・今回のお話を聞いて、巨大ウイルスというものの存在と、それが真核細胞の基になったのではないかと考えられていることを知りました。ウイルスの定義について、生物には決まりきったものはなく、答えのない色んな説があると分かりました。ありがとうございました。
・巨大ウィルスに興味が湧いてきました!専門知識が全くなかったけど楽しかったです。しっかり勉強して今回わからなかった事とか、いろいろな事を理解したいと思いました。ありがとうございました! ミミちゃんすごくかわいいと思います。ミミちゃん好きです❤️≡\(’∀`)
・今日はありがとうございました。とても興味深いお話が聞けて、凄く勉強になりました。これでウイルスに対する知識が深まったと思います。楽しかったです!!
・単純に、自分は科学好きなので非常にいい体験でした。最後のチャットの質問は切り返しを食らってしまいましたが...笑自分は今、コロナウイルスの変異がどういう仕組みで行われているのかとか、そちらの方面に興味があったのですが、先生の話を聞いて逆に、DNAウイルスとRNAウイルスは専門が違うということを知れてすごく興味深いなと感じました。また、質問にも丁寧に答えてくださってうれしかったです。今日はありがとうございました。
・好きなことを職業にできていらっしゃるようで、多分初めてそのモデルを見たと思います。将来に明るい展望を感じました、ありがとうございました。
先週来の「感染爆発」によって本校は「完全オンライン授業」が続いており,まだまだ不自由な生活が続くことになりそうですが,こうして「遠く」にいる素晴らしい先生のお話を「近く」に感じ,話を聞くことができるのは,オンラインのメリットでもあります。
札幌日大高校は,「オンラインでもできること」ではなく,「オンラインだからこそできること」を日々探求して参ります。