研修旅行4日目、いよいよ最終日となりました。本日も朝の検温、消毒の徹底なと感染対策を行った上ので実施です。
　4日目は薬師寺、東大寺といった国宝巡りといっても過言ではないほどの日本の文化財に触れる日でした。
　まず訪れたのは薬師寺。有名なお坊さんの説法を聞き、薬師三尊像や東塔などの国宝を見物しました。特に昨年大修理事業を終えた東塔では初層が開扉されており中の心柱や天井を見るという大変貴重な経験ができました。
　次に奈良公園に向かい昼食を取った後、専門のガイドさんの案内のもと法華堂の方から周り大仏殿へといきました。大仏殿の前にある桜の木にはピンク色の花が咲いており、大変情趣のある光景を見ることができました。大仏殿に入り、盧舎那仏像（奈良の大仏）や四天王像などを見学し大きさやその歴史などの説明を受け感心の声をあげている生徒もいました。残念ながら「柱の穴くぐり」は中止となっていた。南大門の見学して集合写真を撮影した後は少しばかりのシカとのふれあいタイム。シカに触れたり追いかけ回されたり、シカ煎餅をあげたりと満喫したようです。
　その後バスで空港に向かい北海道への戻ってきました。疲れた表情も迎えに来てくれていた保護者の姿を見て笑顔を見せている生徒もいました。お家に帰って研修旅行の思い出話をたくさんしてください。
　この研修旅行の全行程を通して、感染者はもちろん、看護師さんが驚くほど体調不良者が出ませんでした。これは、学校としてのできる限りの感染対策はしてきたことはもちろんですが、添乗員や看護師さん、団体の移動や宿泊に関わってくださった方々や見学させていただいた各施設の感染対策の徹底、そして旅行に参加するにあたり不安がある中での各家庭のご協力やルールを忠実に守ってくれた生徒の皆さんの全ての力が合わさったからだと考えています。このコロナ禍での研修旅行でのさまざまな対応、配慮に感謝申し上げます。