2022年11月26日(土)、北海道大学FMI(フード&メディカルイノベーション国際拠点)において、「超異分野学会北海道フォーラム2022」(主催:株式会社リバネス)が行われました。道内外の企業・大学・高専から多くの研究グループが参加する中で、本校科学部の生徒とSSH選択生徒が4テーマ、本校教員グループも1テーマのポスター発表を行いました。
全43テーマのポスター発表が行われる中、午前中は科学部佐藤彩雪さんをリーダーとするグループが90秒で自分たちの研究内容について会場参加者に説明するテクノロジースプラッシュ登壇者として指名され、自分たちの研究テーマである「バイオトイレ内の細菌の同定と吸光度による分解速度の計算」について発表しました。
その後夕方まで、会場内で他のポスター発表者との交流を行ったほか、最先端の研究に取り組む大学や企業の研究者の方々の講演会を拝聴する機会に恵まれました。
講演会が終了した後の閉会式では、優秀なポスター発表者に対する表彰式が行われ、本校2年7組の麓おのはさんの研究テーマである「北海道稲田におけるCNSL添加によるメタン発生抑制のメカニズム研究~北海道産ななつぼしにおける効果測定~」が明治ホールディングス賞を見事に受賞しました。
今回の学会はタイトル通り様々な分野の研究者の方々と直接話をする機会に恵まれ、参加した生徒たちにとっては学ぶことの多い学会でした。生徒たちの中には大学や企業の研究者の方々とお互いの連絡先を交換して、研究内容についての助言をいただく約束をすることができた人もいました。今回の学会参加をきっかけに生徒たちの研究内容がより深まることが期待される実りの多い一日となりました。