2013年6月5日(月) 5,6,7時間目にSS未来創造ⅡとSG未来創造Ⅱの合同企画として「起業家の話を聞く会」を開催しました。先行き不透明な社会情勢といわれる時代の中、自らの知恵と発想力と行動力で未来を切り開いていっている二人の講師(株式会社プレスリー代表の渕上菜摘さん、株式会社ポーターショートカット代表の大久保徳彦さん)に登壇いただきました。また、この講演会は家庭基礎における「これからの生活を創造する」という単元の学習を含んで企画された科目横断的な授業となっています。
前半は、それぞれの事業内容や起業に至った経緯などをお話しいただき、その後生徒が事前に考えていた質問に対して「リアル」な言葉で答えていただきました。後半は、渕上さんが専門とする観光分野について、生徒が身近に感じる不満点などを挙げるワークを行い、その解決策をその場で講師の二人がビジネスアイデアにするなど、楽しくもあり、現実に即した話をたくさん聞くとともに、学ぶことができました。
多くの高校生が起業、ビジネスという、今は身近に感じにくいトピックではありましたが、多くの生徒の感想にあったように、「実は起業は身近な選択の一つである」ということが伝わったようです。また、科学分野の探究と国際分野の探究を選択している生徒同士が混ざり合って意見交換ができたことも大きな経験となりました。今後も、世界に貢献する人材として、創造力を活かして社会に貢献できるような生徒を育成する取り組みを続けていきます。
【生徒の感想を一部抜粋して掲載します。】
・起業は難しいものだと考えていたが、身近な話題でも自分が困っていることについて考えを深めていくことで製品を生み出すことにつながるんだなと思った。
・起業というものは絶対お金があって頭が良い凄い人しかできないと考えていました。ですが今回の講演を通じて多少のお金と補助金で起業はできて、知識がなくても周りの人と協力できれば絶対できないというわけではないという考えに変わって、これから将来起業という選択肢も増やすことができました。
・始める前は、とにかく勉強頑張れみたいな話だと思っていたけれど、起業について思っていたよりも現実的なとことを知れたし、今している全ての経験が将来につながっていくと思えた。
・「起業」は私たちが生きていく上での一つの選択肢かもしれない。何か新しいことを始めたいってなった時はその選択肢を忘れないでほしいと感じた。長い話ではあったが、それぞれ動機があって「起業」への道を歩んで行っていった2人の話を聞いて、楽しかった。
・最初は3時間もあるの!?長いし起業は自分には関係ないと思ってました。
でも、正直お二方の話を聞けて良かったと思っています。あっという間だったし楽しかった。起業も悪くないかもと思った。またお話聞きたいです!ありがとうございました!!