2月4日(土)に課題研究発表会が行われました。
3年ぶりに保護者・外部審査員の方々に来校いただいての実施になりました。
全体テーマは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」に設定し、中学部3学年合同での実施により、他学年の発表を聞くことで相互に学びを深めることができ、中学3年生は外部の一般の方や保護者の方に審査や質疑応答、助言を多くいただき、生徒にとって良き成長の機会になりました。
中学1年生は、SDGsの目標17項目の中から、興味のある項目に注目し、さらに169のターゲットに焦点を当て、日本や世界でどのような取り組みがされているのか調べ、分かったことや考察をグループで話し合いスライドにまとめプレゼンテーションをしました。
中学2年生は、SDGsの目標17項目の中から、興味のある項目に注目し、さらに169のターゲットに焦点を当て、課題解決に向けた自治体や企業の取り組みを調べ、その結果や疑問点についてヒアリングを行うことで、取り組みの現状や課題内容を深め、それを個人でスライドにまとめプレゼンテーションしました。
中学3年生は、SDGsの目標17項目の中から、興味のある項目に注目し、さらに169のターゲットに焦点を当て、課題に対する具体的な解決策のアイディアを考え、目標を実現させるための方法と解決策の利点・欠点などを考察し、それを個人でスライドにまとめプレゼンテーションしました。
最後には、審査により選ばれた中学3年生3名が全体向けにプレゼンテーションを行い、とても充実した内容で、後輩の見本となる方向性を見いだしてくれました。
この経験は、中学3年生は来年度以降のSSHやSGL、MLPの活動、大学入試、大学での学習活動、就職活動と、人生のあらゆる場面で役立ってくれるものと思います。札幌日本大学中学校では今後も学年に応じて調べ学習、研究と発表を組み合わせた、生徒たちにとって将来役立つ経験ができる活動を行っていきます。