3月30日（土）、札幌市内の高校生有志が中心となって主催する札幌高校生模擬国連（SHMUN）の第7回大会が本校N Linkで開催されました。
今回の議題は「宇宙利用」で、札幌近郊や全国の高校生およそ50名が一堂に会し、20カ国以上の大使として議論しました。各国大使は議題に関わる自国の立場を予めリサーチし、資料にまとめて当日の会議に臨んでいます。「宇宙利用」という自国の経済発展や安全保障等の上で重要なテーマを、大使になりきって議論していました。
模擬国連大会では決議案（DR）を他国と協力してまとめ上げ、決議に持っていくことが一つの目標となります。本大会では中国大使が提出した決議案（DR.1）がロールコール投票を経て採択され、無事に予定を終了しました。
模擬国連大会は国際感覚の醸成や探究学習の場として大変有意義な取り組みです。本大会では初めて模擬国連に参加する生徒も多かったのですが、経験者が周囲をまとめて議論を主導する姿も見られ、参加者全員にとって参考になったと思います。夏以降には全国規模の大会も予定されています。北海道からも多く参加し、模擬国連活動全体が盛り上がっていくことを期待しています。
