令和4年3月13日(日)、本校中高一貫校舎体育館において、第2回札幌高校生模擬国連大会が感染対策を徹底した上で開催されました。この大会は有志で構成するSHMUN(札幌高校生模擬国連)が企画運営を行い、札幌市とその近郊の私立公立合わせて7校から44名の生徒が参加しました。
第2回の今回のテーマは「核軍縮」です。参加生徒はそれぞれ20カ国の大使として、約1ヶ月間それぞれ核保有国と非保有国、C T B T(包括的核実験禁止条約)署名国と非署名国など自国の立場に基づいて、スピーチや分科会での議論を行い、決議案の作成に取り組みました。最終的に1つの決議案が提出され、決議をとりましたが、全会一致で採択されました。議長からの会議終了の宣言の際には議場に大きな拍手が起こりました。
今回の大会では要所で、前回大会の運営や全日本高校生模擬国連大会に参加経験のあるチームが説明をしながら全体を進めていたので、今回模擬国連に初めて参加する生徒も、模擬国連がどういう取り組みなのかを理解して、体験することができました。参加生徒全員が国際情勢を学び、意見をまとめることの難しさや達成感を得ることができました。また、今後の自分の活動目標を新たにした貴重な学びの1日になったようです。
この取り組みはSHMUNの有志生徒が事前の周知、広報活動、準備、当日の運営まで自主的に行っています。これまで2回の大会の経験や反省を踏まえ、さらに発展した形を作ることができるように、後輩たちに伝えていってもらいたいと思います。
本大会の様子は
3月16日(水) 18:10~ NHK総合1 ほっとニュース北海道
で放送されます。