11月2日(土) 第1回医学・医療講座を実施しました
医学・医療に興味のある生徒や保護者の方に、実勢の医療現場や研究室で働いている方々に講演をしてもらう機会を作ろうと、今年度より本校独自企画として始めました。今後も、1か月に1度くらいの頻度で実施していきます。在校生のみなさんや保護者の方は今後もぜひ積極的にご参加ください。
詳しくはこちら → 「医学・医療講座」のご案内.pdf
第1回目は、本校中高一貫コース4期卒業生で、旭川医科大学進学後、現在北見赤十字病院で眼科医として勤務している、井手良輔先生にお越しいただきました。参加した生徒・保護者は40名ほどでした。ほとんどが高校生でしたが、中学生も10名ほど参加していました。
さて、井手先生の話は、在学中の面白エピソードから始まり、とにかく猛勉強していた高3,浪人生時代の話、そして大学生になってからも日々勉強だった話、そして最後は医師免許取得後、旭川医科大学病院や現在の北見赤十字病院での勤務の話、と非常に多岐にわたるものでした。特に、現在勤務している眼科医の仕事として、白内障の手術について、その症状の原因や治療方法について、詳しく図で説明した後、実際の手術の様子を動画で見せてくれました。とてもリアルな感覚で医療現場を知ることができ、特に「眼科=視力検査・眼鏡」のような先入観を抱いていた生徒たちは、精密な外科手術をする仕事だと知って感動すら覚えていたように見えました。
講演後の質問コーナーでも活発に質問が出て、予定より30分超過するほどでした。受講アンケートでも、単純に医療の知識を知っただけでなく、自分自身が医師や医療従事者になることへの強いモチベーションを得た様子が表れていました。
第2回医学・医療講座は11月30日(土)14:00~15:30を予定しています。講師はJR札幌病院の産婦人科医山中主任医長となっています。