2022年4月16日(土)、本校近隣の厚別南緑地において生物フィールドワークを実施しました。SSHを選択している高校1・2年生を中心に17名が参加して、緑地内の樹木の調査や両生類の卵などの水生生物の観察を行いました。今回は昨年度高校1年生SSH選択生徒が夏休みのサイエンスツアーでお世話になった、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション苫小牧研究林の研究者の方々が講師として、生徒たちにフィールドワークの楽しさを教えてくれました。生徒たちは樹木の胸高直径の測定や生息している樹種の分類に取り組んだり、水辺でのエゾサンショウウオの卵の観察などに取り組みました。
フィールドワークの後は学校に戻り、研究者の方々から講義を受けて、この日に学んだことの振り返りを行いました。また、講義と並行して調査のデータをまとめてくださり、この緑地の遷移状況や森林の成立要因などについて予測されることを解説していただきました。生徒アンケートでは、「フィールドワークの楽しさに気が付いた」「いろいろな疑問がわいてきた」など、今回のフィールドワークによって、知的好奇心が刺激された人が多く見られました。