北海道では毎年「子ども未来づくり審議会子ども部会」が行われ、少子化等のテーマに沿って自分たちを取り巻く現状に対する意見を交流し、よりよい未来を自分たちの手で創り上げることについて、北海道知事に提言を行っています。今年度は札幌日大中学校・高等学校から3年C組の大八木啓翔さんが代表として特別委員に就任し、7月28日、29日の2日間、オンラインで子ども部会に参加してくれました。1日目は「未来の希望を持つ」とはどういうことか講義形式で共有し、2日目には「新型コロナウィルス感染症の終息が見通せない中にあっても、私たちが未来に希望をもって生活するために必要なこと」というテーマでグループディスカッションと全体討議を行いました。大八木さんも積極的に発言し、コロナ禍の中でも工夫することでよくなったこともあったと「オンライン授業のメリットや家族との時間が増えたこと、学校祭でいつもと違う工夫ができたこと、仲間に会えた時、気持ちが柔らかくなる感じがしたこと」など大変前向きに意見を述べていました。また、「色々な価値観が見えてきたからこそ話し合うことの大切さを感じた」ことやコロナ禍で希望を持つために「よいことでも悪いことでも正しい情報発信をして欲しいこと、緊急事態宣言などの際にも、明るい見通しを提示していくこと、弱い立場の人へのサポート」が必要であるとも述べてくれていました。堂々とした素晴らしい主張でした。また、全道各地の17名の異なる年代の仲間と意見を交わし、更に価値意識を豊かにしたことと思います。この経験を次に活動に生かしてほしいと願います。
北海道子どもの未来づくり審議会子ども部会に中学3年C組の大八木啓翔が参加しました
2021.07.29