3月2日、春めいた日差しの中、第33回卒業証書授与式が挙行され、中高一貫からも85名の高校3年生が巣立っていきました。式が終わり、ホームルームで担任との別れを終えた後、保護者会が主催する「卒業生を送る会」が開催されました。保護者会事務局と高校3年生の役員が中心となりながら、コロナ禍の中、学校生活に様々な制約を受け十分な活動ができなかった卒業生に、日大中高6ヵ年の思い出を改めて胸に刻んでもらいたいという思いで企画された会でした。
保護者会会長や教頭先生の祝辞から始まり、役員手作りの思い出のVTR上映、担任・副担任への花束贈呈、担任からの話、そして校長先生からの未来へ向けたエールで締めくくられた、短いながらも濃密で心温まる会となりました。卒業生の想い、保護者の想い、教師の想いが紡がれ、卒業生の未来へつながっていくことを切に願わずにはいられない気持ちになった貴重な時間だったと思います。中高6年間の生活は、何にも替えられない人と人とのつながりを育んでいると感じる瞬間でした。