札幌日大中学校・高等学校では年に数回全教員が集合して研修を行い、授業のブラッシュアップや次世代型の教育について学びを深めています。今回は生徒の夏季休暇が終わる前の8月16日に開催されました。テーマは「創造的な思考と主体性を持ち、将来にわたり学び続けることができる学習者を育てていくために、生徒の探究的・協同的な学びを実現する」です。
午前はアイスブレイクからスタートし、教員アンケート結果を用いて教員全体の意識の確認、生徒アンケート（リバネス主催わくわくアンケート）を用いて生徒の意識の確認、本校が育成を目指す未来創造力とそれを構成する21の資質能力について学んだあと、学内で実施されている探究的・協同的な授業についての実践報告が行われました。
午後は、14のグループに分かれ、他教科の教員が混ざったグループで授業デザインを作成し、優れたデザインについての発表と共有を行いました。多くの授業デザインに教科横断的な要素や探究的な要素が盛り込まれ、学び方においては協同的になる工夫がされていました。これらの授業は、9月11日～22日に実践期間を設け、全教員が実際の授業の中で実施していくことになります。特に9月14日に開催する第2回ＳＮＵ教育研究会の当日に実施する先生が多くなることと予想されます。
今後も学習者である生徒を中心として、深い学びが実現される学校を目指し研修を続けていきます。
