2月17日(木)に課題研究発表会が行われました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2月5日(土)から日程を変更せざるを得ず、またご来校を控えていただきました保護者の皆様、協力会社の皆様にこの場を借りてお詫び申し上げます。
全体テーマは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」に設定し、中学部3学年合同での実施により、他学年の発表を聞くことで相互に学びを深めることができる良い機会になりました。
中学1年生は、SDGsの目標17項目の中から、興味のある項目に注目し、さらに169のターゲットに焦点を当て、日本や世界でどのような取り組みがされているのか調べ、グループで発表しました。
中学2年生は、SDGsの目標17項目の中から、興味のある項目に注目し、さらに169のターゲットに焦点を当て、相互に関連する項目との繋がりや、都市(地域)や企業が取り組んでいることに対する問題点などを調べ、仮説を立てることにより、内容を深めそれを個人で発表しました。また、研修旅行で訪れたニセコについてもその問題点・解決策についてを発表しました。
中学3年生は、SDGsの目標17項目の中から、興味のある項目に注目し、さらに169のターゲットに焦点を当て、都市(地域)や企業が取り組んでいることに対する問題点などを調べ、それに対する具体的な解決策のアイディアを考え、目標を実現させるための方法と解決策の利点・欠点などを考察し、それを個人で発表しました。
最後には、審査により選ばれた中学3年生3名が全体向けに発表を行い、とてもレベルの高い発表で、後輩の見本となる方向性を見いだしてくれました。 この経験は、中学3年生は来年度以降のSSH・IB・SGL・MLP、大学入試、大学での学習活動、就職活動と、人生のあらゆる場面で役立ってくれるものと思います。札幌日本大学中学校では今後も学年に応じて調べ学習、研究と発表を組み合わせた、生徒たちにとって将来役立つ経験ができる活動を行っていきます。