10月1日(日)札幌大学新校舎棟Sucoleにおいてサステナブル・ブランド国際会議第4回SB Student Ambassador北海道ブロック大会が行われ、本校生徒13名が参加しました。本校は第1回東日本大会より連続して参加し、第2回大会では全国大会にも招待されています。
この大会ではサステナビリティをビジネスに取り入れる企業、NGO/NPO、政府官公庁や学生などのステークホルダーから先進的な取り組みを学び、高校生がテーマ別にディスカッションして新しい提案を行う、という取り組みです。今回は道内から約120名の高校生が参加しました。
午前中の基調講演では、北海道庁ゼロカーボン推進監の今井太志様から北海道の温暖化の現状と温室効果ガス削減の取り組みが地域の活性化や産業振興につながることが紹介されました。株式会社coxcoの西側愛弓さんからは個人旅行で目の当たりにした貧困の現状に問題意識を抱き、ファッションを通して貧困や業界の抱える社会課題の解決にアプローチする姿勢が語られ、生徒も真剣に聴いていました。
午後は事前に選択したテーマに基づいたワークショップに参加し、企業の社会貢献の取り組みについて学んだ後、他校生徒と「交通事故を減少させるには?」「2030年に実現している学園祭」についてディスカッションし、高校生の視点から提言を行いました。
この大会ではサステナビリティについて先進的な取り組みを学ぶことに加え、他校生徒と積極的な意見交換をすることができました。自身の考えも深められ、探究学習の貴重な経験となりました。今回学習したこと、考えたことをもとに今後の探究活動にさらに積極的に臨んでほしいと思います。貴重な探究の機会を与えてくださった皆様、ありがとうございました。