11月3日(日)札幌大学新校舎棟 SUcole においてサステナブル・ブランド国際会議第5回SB Student Ambassador 北海道ブロック大会が行われ、本校生徒15名が参加しました。本校は第1回東日本大会より連続して参加し、第2回大会、昨年の第4回大会では全国大会にも招待されています。この大会ではサステナビリティをビジネスに取り入れる企業、NGO/NPO、政府官公庁や学生などのステークホルダーから先進的な取り組みを学び、高校生がテーマ別にディスカッションして新しい提案を行う、という取り組みです。今回は道内から16校の高校生が参加しました。
午前中の基調講演では、株式会社Gabの山内萌斗様から「社会課題解決のムーブメントを起こすためには」をテーマに、若くして起業家を志し行動したことやシリコンバレーでの経験がどう活きているか、などが紹介され、起業家の心得など興味深い話を聞けました。また、テーマ別講演企業4社によるパネルディスカッションが行われ、SDGsに取り組む企業の責任や、収益面の課題などについて率直に語られ、生徒も真剣に聴いていました。
午後は事前に選択したワークショップ「持続可能な森林モデル」(三井物産フォレスト様)に参加し、森と地域の共生の取り組み、特にアイヌ文化を守る森に関わる取り組みについて学んだ後、他校生徒と「持続可能な森林モデルとは?」についてディスカッションし、高校生の視点から提言を行いました。
この大会ではサステナビリティについて先進的な取り組みや共生社会のあり方を学ぶことに加え、他校生徒と積極的な意見交換をすることができました。自身の考えも深められ、探究学習の貴重な経験となりました。今回学習したこと、考えたことをもとに今後の探究活動にさらに積極的に取り組みます。
貴重な学びの機会を設けてくださった株式会社日本旅行様をはじめ多くの企業、また参加校の皆様に感謝申し上げます。