3月12日に出発したカンボジアボランティアツアーは、今週は小学校でのチャイルドケア活動を行っています。本校生徒は2グループに分かれ、切り絵や折り紙の授業、スポンジアートを体験する授業をそれぞれ組み立てて子ども達に行っています。事前に指導案を作成し、必要な道具を購入して授業に臨みました。なかなか思い通りにいかないこともありましたが、子ども達の発想力を伸ばす授業を実践し、子ども達もしっかり応えてくれました。
同時に学校の遊び場の整備も活動の一環として取り組んでいます。子供たちが休み時間に集う遊び場にタイヤフェンスを設置し、それらや遊具の塗装作業を行いました。この活動はこれまでの研修で最も過酷なもので、37℃を超える炎天下での作業は大変体に堪えました。しかし生徒は子供たちのために、体調管理に気をつけて黙々と作業をしていました。そしてボランティア活動の過酷さと責任の重さを実感する貴重な経験となりました。13日目がボランティア活動最終日となりますので、子ども達とたくさんの思い出を作ろうと思います。
10日目には王立プノンペン大学内のCJCC(カンボジア日本人材開発センター)を訪問し、日本語を学ぶ現地学生と交流しました。事前学習で作成した北海道と本校の紹介資料をもとに学生たちにプレゼンテーションをしたあと、学生生活や日本への興味関心についてグループで話し合いを行いました。お互いの考えを理解する貴重な機会となりました。
この研修もあと2日を残すのみとなりました。最後まで健康に、活動をしっかりやり切って帰国したいと思います。