3月12日に出発したカンボジアボランティアツアーは、13日目にチャイルドケア活動を終えました。活動最終日には朝の気温の低いうち(といっても30℃以上)に、全員で遊び場の整備を仕上げ、その後は子供たち全員とレクリエーションをして最後の思い出を作りました。ここではカンボジアの伝統的な遊び(日本のスイカ割りの変形版?やハンカチ落としのようなもの?)に参加しました。生徒の姿には子ども達から大きな声援が上がっていました。最後には学校からクメール語で書かれた感謝状も送られました。生徒は夜遅くまで子供たちのために折り紙を作るなど、この学校の子供たちのために2週間真摯に活動することができました。子供たちも大変親しく接してくれて、大変な中でも生徒自身も楽しみ、大きく成長することができたボランティア活動でした。
14日目(最終日)はロイヤルパレス(カンボジア王宮)を見学し、カンボジア王国の貴重な宝物や建物を見学し、日本とは異なる文化と歴史を直に感じ取ることができました。その後は最後の買い物をしてプノンペン空港に向かいました。空港では本校に留学していたパン君、ウィプー君が見送りに来てくれ、生徒と再会を約束していました。その後はプノンペン〜バンコク経由で新千歳空港に26日の朝に到着しました。最後にロストバゲージのトラブルがありましたが、生徒12名無事に帰国しました。
今回の研修はボランティア活動を通して発展途上国の現状を直に学び、そして世界の歴史と文化を知る大変有意義なものとなりました。14日間休みなく活動した生徒は得難い経験をたくさんして、国際人としての素養を養い、一回り大きく成長することができました。この経験を今後の学校生活や進路選択に大いに生かしてほしいと思います。そして、この研修は生徒をサポートして下さった保護者の皆様やスタッフの皆様の力があって大変充実したものとなりました。ここで感謝申し上げます。
生徒は帰国時に涙するほどカンボジアとカンボジアの人々のことを大好きになりました。たくさんの感動と学びを与えてくれたカンボジアに感謝します。
「ありがとうカンボジア! また会いましょう!」