12日に日本を出発したカンボジアツアーは、2日目にボランティア活動とクメール語のレクチャーを受け、3日目からはプノンペン近郊、シルクアイランドの小学生に対する公衆衛生ボランティア活動を行っています。本校生徒は事前に歯磨き、手洗いの大切さを子供達に伝えるポスターを作成し、それを用いて教室でプレゼンテーションを行ったあと、子供達と一緒に歯磨き、手洗いの練習しました。また、4日目には同じ学校の子供達の目、耳、鼻、口腔内の様子を観察し、必要に応じてケアをする活動を行いました。これは実際に子供たちに触れることになる貴重な活動で、本校生徒も一人一人に笑顔でコミュニケーションをとりながら慎重に取り組んでいました。
訪問した学校はいわゆる「貧困層」の子供たちが通っており、連日35℃前後の気候の中でも教室にはエアコンはなく、床も土、トイレも不衛生という環境でした。本校生徒も日本と異なる学校の様子を目の当たりにし、色々と考えるところがあったようです。しかしそのような環境下でも無邪気かつ礼儀正しい子供たちの様子に癒され、休み時間には一緒に遊ぶなど積極的に関わっていました。クメール語もかなり上達したようでした。
今後もボランティア活動は続きますが、5日目は一度お休みしてキリングフィールド、S21ミュージアムを見学します。生徒がカンボジアの歴史を直視し、成長することを期待します。
