本校の中学校行事、アートフェスティバルですが、4年前まで桜虹祭に入っていた「合唱」をとりだし、合唱コンクールを中心に実施する予定で創り上げられた行事でした。しかし新型コロナウイルス感染症の関係で十分に実施することができないできました。今年度も合唱はまだ難しいという判断で、生徒の文化的活動の発表の場として再構築して実施しています。
発表は、新たに設定した「デジタルアート部門」、普段からの個人の特技を発表する「有志発表部門」文科系部活動の活動を発表する「部活動発表部門」の3つに分けての発表を行っています。
デジタルアート部門は短い時間と思えない完成度で、伝えたい思いや学びの活用が十分いこめられた作品を発表してくれました。有志発表部門ではピアノや歌、日本舞踊、ギター、軽音など音楽系の発表が中心で行われ、普段からの努力の積み上げが素晴らしい力になり、人の心に届く発表になっていることが見て取れました。部活動発表部門はロボット部は音楽に合わせたオーディオスペクトラムを発表し、ダンス同好会が息の合ったダンスを踊り、科学部が実験やその効果を使ったVTRを紹介し、芸術同好会が展示作品の紹介を行うなど、バラエティーに富んだ内容で、それぞれチームとして支え合って積み上げてきた力が発揮されていた発表でした。
個々の発表も見ごたえがありましたが、それを支え盛り上げようとする、観客の姿勢も評価できるものでした。皆で、様々な「アート(文化)」を感じられた1日でした。