2022年10月19・20日に新潟で開催された「世界津波の日」高校生サミットin新潟に、本校の高校の１年生のチームが参加しました。３年ぶりに開催された今年の津波サミットには、日本を含む26カ国から、対面での参加者293名に加え、オンラインでの参加者174名が参加しました。津波サミットに先立ち、17・18日にはスタディツアーが３つのコースに分かれて実施され、本校生徒３名は、新潟及び佐渡島を巡るコースに参加しました。地震・津波災害に対する防災体制だけでなく、高潮や洪水といったこの地域にとって身近な災害についても学び、実際に防災訓練に参加するなど、サミット本番に向けて意識を高めました。佐渡金銀山を見学するなど観光の要素もあり、サミットの前に他国や他校の生徒と交流を深める機会にもなりました。19・20日のサミット本番では、全て英語でのプログラムに積極的に取り組ました。分科会では、「災害リスクの軽減」をテーマとするグループに入り、「VIRTUAL POWER PLANT」と題する太陽光発電を現在より有効に活用するための仕組みを目指すを発表した後、ディスカッションを行い、グループ内の意見がまとめられました。印象的だったのは、意識の高い同年代の生徒から刺激を受け、臆することなく自分たちからコミュニケーションを取っていたところです。よい経験になりました。また、１日目夜の外務省主催の交流会では、本校生徒が代表として壇上で１分間スピーチをする場面がありました。実に堂々とした発表でした。今後も、防災意識の向上など、今回学んで得たことを学校や地域に還元できるように活動していきます。
